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マネーコーチ&今日の一冊

マネーコーチ&今日の一冊

運用会社の運用について

今回は、運用会社が、国内株式運用を、どのようにしているのかを書きます。

 いろいろな手法があるとは思います。

 1 業種別の組入れ比率を決める。
 2 それぞれの業種で、投資する銘柄&投資する金額を決める。
 3 タイミングを見ながら、銘柄の売買をする。

 1 業種は、日経新聞の株式欄でも使われている、東証33業種です。
   東京証券取引所第一部に上場している銘柄数は、1533銘柄です。
   少し昔では一流企業の代名詞として、【東証1部上場】というのがありましたが、
   今はどうなんでしょうか?
 
   その業種ごとの内訳では、下記のとおりです。
仮にあるファンドの業種別組入れを下記のように決めることにします。
 
......業種名..........第一部上場銘柄数.........ファンド組入れ(%)
水産・農林業  ....................6.................. 0.00
鉱業      ....................7.................. 0.00
建設業     ................106.................. 1.00
食料品     ..................73.................. 1.50
繊維製品    ..................48.................. 1.50
パルプ・紙   ..................13.................. 0.50
化学      ................115.................. 9.50
医薬品     ..................35.................. 2.50
石油・石炭製品 ....................9.................. 1.00
ゴム製品    ....................9.................. 1.00
ガラス・土石製品..................26.................. 1.50
鉄鋼      ..................35.................. 3.00
非鉄金属    ..................21.................. 0.50
金属製品    ..................33.................. 0.00
機械      ................114.................. 5.50
電気機器    ................153...............18.00
輸送用機器................56..................11.00
精密機器..................22.................. 0.00
その他製品................43.................. 1.00
電気・ガス業..............16.................. 2.00
陸運業....................33.................. 1.00
海運業....................11.................. 1.00
空運業......................4.................. 0.00
倉庫・運輸関連業..........12.................. 0.00
情報・通信業..............69..................10.00
卸売業..................112.................. 4.00
小売業..................116.................. 1.00
銀行業....................84.................. 6.00
証券業....................17.................. 3.00
保険業....................10.................. 1.00
その他金融業..............29.................. 2.00
不動産業..................35.................. 2.00
サービス業................61.................. 1.00

上記の例では、ファンドの国内株式への投資金額が、100億円だとします。
   情報・通信業へは、10%を投資しますから、10億円購入することになります。
   東証1部だけを投資対象と限定すれば、69銘柄の中から選択することになります。

   では、銘柄選定をどうするかについては、次回書くことにします。
   
     
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【運用会社について10】(投信投資顧問会社)

  基準価額が上昇すればするほど、購入しづらい状態になることについて書きます。

  配当利回り等からも推察できると思いますが、心理面というか心情面から書きます。

  例えば、基準価額が10000円で募集していたファンドが、12000円に上昇して、
まだまだ上昇しそうな気配がするんだけど、手が出しづらいというのは、

以前にお金とのつき合い方でも書きましたが、
 今買うのなら、募集時に買っとけば、20%儲かったのに
 だから、もう少し基準価額が下がったら買おう
という風に考える方がおられるのではないでしょうか?

投資信託というのは、確かに基準価額が上下しますが、
私の感じとしては、勢いのあるファンドは上昇し続けて、
勢いのなくなったファンドは、下降し続けるます。

もちろん、下降していたのが、上昇に転じることはあります。
ですから、上昇し続けている勢いがまだまだあると判断したときには、購入するというも良いかもしれません。


  



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